路上なんさね。 › 世界各地の境目

2015年02月15日

世界各地の境目 第11回 空港

 本日の昼間は、またまた風が強かったですね~。

 高崎市周辺では風がごうごうと吹き荒れていました。となると、あっしことはまた空っ風の現場に突入取材?

 う~ん、この風ならすごい現場取材になりそうだな~、と思いつつも、本日は定点観測をすることの方が優先でしたので、空っ風に挑む取材は出来ませんでした。定点観測をするにしても、こまかく位置を調整しながらカメラを正確に構えないといけないのに、それを邪魔する風はなかなか手強かったですよ~。


 さて、またかよ! と言われそうですが、今夜の本題もまた「世界各地の境目」です。でも、今回の記事でネタを出し尽くすことになります。またいつの日にか、外国に行って境目訪問してくるまで、このコーナーはお休みです。

 で、今回の記事の内容はというと、空港に関することです。飛行機で外国に行くと、国境線はいつの間にか越えてしまうことが多く、窓から見て確認しようとしてもなかなか出来ません。そうすると、空港に足を踏み入れて、初めて越境したことを実感することになります。

 前回までの記事でお分かりのように、あっしことは用事があって何度も中央アメリカに出かけていました。その際の空路は、成田空港からメキシコの首都にあるベニート・フアレス国際空港まででした。

 JALに、カナダのバンクーバー経由メキシコ行きがあり、それを利用していました。2階席のあるジャンボジェットで、あっしことは2階の右側の窓際席が気に入っていて、いつもそこを予約していました。2階の窓際席は、窓の下に小さな荷物を入れられるボックスがあったりして、便利だったんですよ。

 ↓ バンクーバーまでは満席でも、そこからメキシコまではガラガラになることが多く、3席分を独り占めして横になったり出来ました。



 成田からメキシコまでは15時間くらいでした。

 ↓ メキシコの空港では、一時期、レストラン街の中に回転寿司の店が出ていました。



 DANTAI extreme sushi ・・・「団体」って漢字も書き添えられていましたけど、なんでこんな店名にしちゃったんでしょうねぇ。

 ↓ <左>ベニート・フアレス国際空港と、 <右>グアテマラ首都のラ・アウロラ国際空港。

 

 どちらも標高が高い都市にあり、荒涼とした高い山に囲まれた景色が見えます。グアテマラの空港は、そこから南米のペルーに出かけた時にだけ利用しました。

 2010年に出かけた時は、JALのメキシコ便は廃止されていて、バンクーバーまでしかJALで行けませんでした。バンクーバーからはメヒカーナ航空で。バンクーバーでは乗り継ぎで3時間も空港内にいなければならず、すごく退屈でした~。

 ↓ <左>バンクーバーの空港にて、メヒカーナ航空の機体。 <右>空港内には巨大な水槽などがあり、カナダの自然を感じさせるような空間作りがされていましたが、3時間も過ごすのはつらかったな~。

 

 この記事を書くためにちょっと調べたら、メヒカーナ航空って、2010年8月に破産して運行停止になっそうです。

 そして最後に、どうしてもブログに載せたいと思っていた1枚の写真。

 ↓ 空港内にあった日本料理店の表示。「レストうン」!



 貴重な海外での宝物(ほうもつ)でした。
  


Posted by あっしこと at 23:59Comments(2)世界各地の境目

2015年02月14日

世界各地の境目 第10回 メキシコ/グアテマラ

 フェリース・ディア・デル・カリーニョ!

 2月14日は、中央アメリカの国・グアテマラ共和国では「ディア・デル・カリーニョ」(直訳すると「愛情の日」かな?)といって、家族や親しい友人との間でプレゼントを贈ったりします。贈るのは男女関係なしです。また、お菓子業界のキャンペーンの影響は無いので、チョコレートを贈ると決まっていたりはしませんね。

 本日のあっしことは、チョコレートはもちろんのこと、プレゼントとは何の接点も無く、定点観測をしに出かけたりしていました。グンブロ仲間の方が描いてくれたチョコレートの絵を眺めて、一人で満足しておきたいと思いま~す。


 さて、今週はすっかり中米の話題ばかりになってしまったこのブログですが、あともう少しだけ書かせてくだされ。今回も、メキシコのチアパス州タリスマンとグアテマラのサン・マルコス県エル・カルメンとの境目に関連しての報告です。

 この境目は本当に何度も通過したのですが、イミグレーション付近の写真は撮っていたものの、実際に境目が通っている場所の写真は撮っていませんでした。今年こそは撮るぞ! という気持ちで、2009年に越境した時には忘れずに撮影してきました。

 ↓ 川の上に国境線があり、橋には左がメキシコ、右がグアテマラと見て分かる表示がありました。(2009年3月3日)



 こういう表示があると、境目好きにとってはたまらなくうれしいですね。国境の川はリオ・スチアテ(スチアテ川)で、ここからもっと下流の方には、世界各地の境目 第5回 で報告した、イダルゴ市とテクン・ウマン市との間の国境があります。(その記事に動画を追加しておきましたので、ぜひご覧くだされ。)

 で、今回の話は、グアテマラからメキシコを通って日本へ帰国する時のことになります。朝にグアテマラの首都の方からバスで出発すると、8時間くらいで国境に着きます。メキシコに入国して、ミニバスでタパチュラという大きな町へ出ます。バスターミナルで荷物を預けて、出発まではタパチュラの町の中心まで出かけてブラブラするのが、あっしことのお決まりの楽しみでした。

 ↓ 夕方のタパチュラの中心部。公園にはいつもたくさんの人がいました。道端の屋台で安いタコスなどを買って夕食にしていました。



 タパチュラから夜行バスに乗るのですが、首都まで一気に行くのはきつすぎるので、途中のオアハカ州オアハカ市までにしていました。オアハカまでは13時間くらいです。

 ↓ オアハカのバスターミナル。グアテマラと違って、メキシコの長距離バスの施設はかなりよく整備されていますよ。



 オアハカは歴史と文化の見どころが多い町なので、旅行者も多く訪れている町です。市街地からすぐの所に丘があって、そこから町全体を見渡せます。あっしことは坂を見るとのぼりたくなるバカなので歩いて行きましたが、普通の人はやめておいた方が身のためです。

 ↓ <左>丘には巨大なメキシコ国旗が掲げられています。 <右>おそらく田舎の方から出てきたと思われる御一行。まるでお揃いの帽子をかぶっているような姿が微笑ましくて、撮影しちゃいました。

 

 オアハカ市内では、行くたびにいろいろな場所をうろうろしてきたのですが、特に面白いのは市場の中ですね。庶民の生活を支える巨大な市場の中には、何百もの小さな店がひしめいています。

 ↓ これは、いろいろな種類の干しトウガラシを売る店。中米ではいろいろな味のトウガラシを使い分けて料理しますからね。



 メキシコの市場では、これでもか! というくらいに、売り物が山積みにされているのをよく見かけます。

 ↓ まるで城の石垣のように積み上げられた、マンゴーとオレンジ。地震が起きたらたいへんなことになりそう・・・。

 

 ↓ オレンジをこんなふうに並べている店も!



 メキシコに行った際には、ぜひ庶民的な市場の中を見てみることをおすすめしますね。


 ↓ オアハカの巨大な市場は、ここ。


  


Posted by あっしこと at 23:59Comments(6)世界各地の境目

2015年02月13日

世界各地の境目 第9回 グアテマラ/メキシコ

 前田吟さん、残念!

 そう思わずにはいられなかったあっしことでございます。

 昨夜のテレビ番組でのこと。中央アメリカの国・グアテマラ共和国のテレビ局スタッフが日本を取材した様子が紹介された番組でしたが、出演者の俳優・前田吟さんがグアテマラについてのコメントとして、「隣りのコスタリカには行ったことがある」と発言していました。

 いや~、残念。グアテマラの隣りにあるのはメキシコ、ベリーズ、ホンジュラス、エル・サルバドルです。グアテマラから見て、ホンジュラスの向こう側にニカラグアがあり、さらにニカラグアの向こうにやっとあるのがコスタリカです。

 前田さん! 地図好きのグンブロ仲間の Mikiwaさん とご一緒に、中米の地図を見て国の位置をよく覚えてくだされ~。


 さて、今回もグアテマラの国境に関する話です。あっしことのよく利用していたコースだと、メキシコから陸路で国境を越えるのが夕方から夜になることが多く、その場合は国境地帯にある安い宿に宿泊しました。その翌朝から、グアテマラ国内を移動することになるのですが、その様子を報告したいと思います。

 グアテマラ西部のサン・マルコス県エル・カルメンの国境地帯からは、近くのマラカタンという少し大きめの町までミニバスやタクシーが頻繁に走っています。しかし、マラカタンで降りてもそこから先に進むための乗り換えが面倒なのです。

 そこで、県の中心都市であるサン・マルコス市までの直行バスが朝6時に出ていたので、いつもそれを利用していました。1度だけ危うく乗り遅れそうになったことがあったんですけどね、あの時は焦ったなぁ~。5時半くらいに起きて支度をしてから、さぁバス乗り場に行こうとしたら、宿の出入り口が施錠されてて開かない! 安全のために夜間は施錠してるんでしょうが、6時のバスに乗るって前日に言っておいたのに、閉まったままだし管理人がどこにもいない。6時の便を逃したら、直行バスは10時までないらしい。何とかせねば!

 仕方ないので、施錠された鉄の扉をコインでガンガン叩いて音をたて続けましたよ。グアテマラでは人の家を訪問するときなどでも、コインなどで扉を叩いて合図するのは一般的です。しかしこの時は、宿の管理人に起きてもらわないといけないので、必死にかなりうるさく音をたてていて、朝っぱらから相当近所迷惑だったかもしれません。

 ようやく隣りの建物から、眠そうな顔をした管理人が出てきて出入り口を開けてくれました。気の短い人だったら、「なんで開けといてくれないんだ!」と怒鳴りたくなるところかもしれませんが、「まぁ、ここはグアテマラだから・・・」ということで、文句は言いませんでした。なんとかバスには乗れましたしね。

 ↓ エル・カルメンから約2時間半で、サン・マルコス市のバスターミナルに着きます。(2008年2月23日)



 エル・カルメンはかなり蒸し暑い低地なのですが、サン・マルコス市のあたりは標高4220メートルのタフムルコ山があるような高地です。そんな標高差があるので、バスはひたすら急坂を走り続け、右へ左へと急カーブに揺られまくる道中となります。車酔いしやすい人には、地獄のバスでしょうね。あっしことは全然酔わないので、標高とともに変化していく車窓からの風景を楽しみますけどね。

 ↓ グアテマラで乗るバスは、こんなバスです。



 日本ではあまり見かけないような、ボンネットバスです。アメリカでスクールバスなどとして使われていた中古車を輸入し、利用しているようです。座席の前後の間隔はかなり狭く、横幅も限られているので1つの座席に大人2人が並んで座るとちょうど良いくらいですが、混んでくると体をピッタリよせて3人で座ります。もちろん通路にも人が詰め込まれ、東京の通勤電車並みの混雑状態のまま、一般道をものすごいスピードを出して爆走したりします。

 当然、衝突事故を起こしたり、崖から転落したりの事故で多数の死者が出ることもしょっちゅうです。なかなかスリリングなバスなんですよ・・・。

 サン・マルコス市から首都のグアテマラ市までは、6時間くらいでしょうか。

 ↓ グアテマラ市の中心部にある大統領府・国立文化宮殿と、カトリックの大聖堂。(2008年3月1日)

 

 中心部にはこのような重厚な古い建物があり、小さな商店がごちゃごちゃと集まった商業地域があったりします。郊外の方には、大きなショッピングモールが造られたりして新しい街も出来てきています。

 そんなグアテマラのバスの移動で、気を付けないといけないのは、これかな・・・。

 ↓ ボンネットバスの場合、大きな荷物は屋根の上に載せられてしまいます。



 急カーブが連続したり、路面がひどくてガタガタの道を走ったりすると、荷物が落っこちないか不安になるんですよね。あと、途中下車する人が勝手に荷物を持ち去らないかとか・・・。長距離の移動で、途中のバスターミナルでしばらく停車するようなときには、一旦外に出て荷物は無事か確認した方がいいですね。

 また、天気が悪くなって雨が降りだしたら、当然荷物はずぶ濡れです。これはもう、運を天に任せるしかないですね。


 ↓ 首都の大統領府は、ここ。


  


Posted by あっしこと at 23:59Comments(12)世界各地の境目