路上なんさね。 › 路上の宝物殿

2024年03月12日

路上の宝物殿 第262回 金沢市

 はにわと遭遇した、あっしことでございます。

 今回石川県に行った時、金沢駅に隣接する商業施設で時間つぶしをしたんでやすが、夕方だったので下校途中と思われる高校生がたくさんいやした。その中に、いやしたぜ! スカートの下にジャージを履いている、はにわスタイルの生徒が!!

 金沢にもいるんすね~、はにわスタイル高校生が。空っ風の冬の群馬県で見かけるのと同じ姿を石川県でも見ることが出来て、何とも言えない親近感を覚えちまいやしたぜ。

 しかし驚いたのは、金沢ではブレザーの制服ではにわスタイルをしている高校生だけじゃなかったんすよ。何と、上半身はセーラー服で下半身はスカートにジャージという、セーラーはにわも少数ながら生息していやした! 群馬県の高校生たちも負けていられないっすよ。金沢のセーラーはにわを上回るような、さらにユニークなはにわスタイルを生み出してもらいたいっすね~。(群馬県は「はにわ県」として売り出しているようでやすし。)


 さて本題の方は、「路上の宝物殿」です。

 通常は宝物殿の収蔵作品を古いものから順に紹介していますが、震災からの復興を祈念して石川県の作品を特集して紹介していきます。今回は多文化共生の作品を鑑賞してみましょう。

 その宝物(ほうもつ)は、石川県金沢市内にて発掘されました。

 ↓ JR金沢駅東口から200メートルと離れていない市街地の中に、此花町緑地という場所がありました。



 滑り台で遊ぶ子供たちや、それを見守る大人たちがいて、近隣の金沢市民の憩いの場所となっているようですね。

 ↓ 「此花町小学校跡地」という石碑がありましたので、ここに以前は小学校があったようですね。



 二宮金次郎像は閉校した小学校にあった物でしょうか。金次郎に対して、険しい表情でポーズをとっている「健康」と題された像は敬意を表しているのか挑発をしているのか、判断が難しいところです。

 ↓ そして真の宝物はこちら! この緑地にはクマたちもやって来るようです。



 2023年は人間の生活圏内にクマが出没したというニュースが日本各地でありましたが、ここではクマも一緒に遊具で遊ぶところまで共生が実現しているのですね。クマたちも人間の文化である洋服やリュックサックを身に付け、高度な文化的適応能力を見せています。クマと人間、それぞれがお互いの文化を尊重しながら共生していく金沢市の先進的な取り組みに我々は大いに学ぶべきでしょう。

※ 作品の解釈はあくまであっしことの個人的見解や妄想に基づくものであり、必ずしも作者の意図に合致するものとは限りませぬ。


 2024年2月29日撮影
  


Posted by あっしこと at 23:59路上の宝物殿

2024年03月10日

路上の宝物殿 第261回 金沢市

 足りなかった、あっしことでございます。

 金沢市内で、いわゆる金沢カレーの老舗を訪れ、かつカレーを食ってみやした。ルーがかなり濃厚でドロドロなのは良かったんすが、味の方はちょっと物足りなく感じやしたね。食べ物には基本的にスパイシーさを求める男なもんで、もっと辛いと良かったなぁ~なんて思っちまいやした。


 さて本題の方は、「路上の宝物殿」です。

 通常は宝物殿の収蔵作品を古いものから順に紹介していますが、震災からの復興を祈念して石川県の作品を特集して紹介していきます。今回は粘りの作品を鑑賞してみましょう。

 その宝物(ほうもつ)は、石川県金沢市内の別院通り沿いにて発掘されました。

 ↓ JR金沢駅東口から200メートルほどの交差点近くにあるこの物体、豆粒のようなものを糸でくっつけ合わせているように見えます。



 この場所から東の方向に続く道路は、別院通りという名が付いているようです。その通りの方向を眺めてみると、この物体の謎を解く鍵と思われる作品が!

 ↓ 「なっとう」の治療施設でしょうか。



 ↓ 「最近ちょっと粘りが足りないな」とか、「もっと太い糸を引きたいな」なんて悩みを抱えた患者を救ってくれるのでしょう。



 ↓ と思ったら、残念ながら閉院してしまったようです。



 クリニックは閉院してもこれまでに積み重ねてきた粘りの姿勢で、石川県民の皆さんには震災の被害から力強く立ち直っていただければと思います。

※ 作品の解釈はあくまであっしことの個人的見解や妄想に基づくものであり、必ずしも作者の意図に合致するものとは限りませぬ。


 2024年2月29日撮影
  


Posted by あっしこと at 23:59路上の宝物殿

2024年03月08日

路上の宝物殿 第260回 金沢市

 あっしことでございます。

 先週から石川県に行っとりやした。本日からブログの更新を再開しや~す。


 さて本題の方は、「路上の宝物殿」です。

 通常は宝物殿の収蔵作品を古いものから順に紹介していますが、震災からの復興を祈念して今回から石川県の作品を特集して紹介していきます。今回は名場面の作品を鑑賞してみましょう。

 その宝物(ほうもつ)は、石川県金沢市内の石川県道13号金沢停車場線沿いにて発掘されました。

 ↓ JR金沢駅から東口に出てみました。鼓門という木造建築がかなりの存在感を持って立っていました。



 金沢の玄関口であるこの風景からも、市民は伝統技術や芸術文化を大切にしていそうだなと感じます。

 ↓ 鼓門から200メートルほど、県道を南東方向に進んだ先にある交差点です。(この写真は金沢駅の方に向かって撮影。)



 ここにいる人たちも文化を愛し、映画や絵画の鑑賞、読書等を趣味としていたりするのでしょうか。

 ↓ 奥に不思議な形のオブジェも見えますが、足元の路面にも不思議な場面が描かれた作品が!



 ↓ 親子を連想させる身長差のある二人と、その向こうの上空には自転車…



 空を飛んでいく自転車と言えば、背景に満月はないものの、これはもう映画『E.T.』の有名な場面に間違いないでしょう。1982年の公開から40年以上も経っていますが、感動の名作を親子で鑑賞しましょうと呼びかけているところに、芸術文化を愛する金沢市の姿勢を垣間見ることが出来ますね。(改めて確認してみたら、『E.T.』の自転車で飛ぶシーンは左から右に向かって飛んでいたのですが、向きが逆なのはアレンジの範囲内ということではないでしょうか。)

※ 作品の解釈はあくまであっしことの個人的見解や妄想に基づくものであり、必ずしも作者の意図に合致するものとは限りませぬ。


 2024年2月29日撮影
  


Posted by あっしこと at 23:59路上の宝物殿