路上なんさね。

　あっしことでございます。


　とっくに５月に入っていますが、２０１９年１０月の定点観測報告の続きです。

高崎駅周辺第４観測対象

　群馬県コンベンション施設・Ｇメッセ群馬の建設現場です。本格的に建設工事が始まったので毎月１回撮影しています。

　左側が１月に撮影した写真、右側が今回撮影した写真で合成してあります。

Ａ地点
Ｂ地点
Ｃ地点

　Ａ地点は９月の定点観測写真が行方不明になってしまいました。

　↓　Ａ地点近くにあった工事用車両のゲートの名残り。「ンベンション東ゲート」ってなっていました。



　↓　Ｃ地点に写っている屋外階段の建設現場。



　Ｄ地点からＧ地点はＧメッセ群馬に付随して道路が新設される予定と思われる場所を撮影しています。

Ｄ地点
Ｅ地点
Ｆ地点
Ｇ地点

　Ｄ地点は撮影位置を移動し、交差点により近い位置から撮影しました。

　さて、この日の撮影ですが、前回の記事で書いておいたように、実は予期せぬ緊急事態が起きていたのです。よくご覧になってくだされ、Ａ地点からＧ地点までの定点観測写真、先月の写真との被写体の位置のずれがいつになく大きいとは思いやせぬか？

　なんとこの日、定点観測地点に到着して撮影を開始しようとカメラを起動したら・・・モニターが真っ黒になり何も映らない！

　あっしが定点観測に愛用してきたデジタルカメラ、２００８年の１２月に購入し１１年近く使い続けていた物なのです。確かにモニターには異変が現れていて、しばらく前から赤い線が表示されていたりしたのですが、写真には異常がなかったのでそのまま使い続けていました。しかしこの日、定点観測を開始しようとしたその瞬間に、遂にモニターがぶっ壊れてしまったのです。

　ファインダーの付いていないコンパクトデジカメですので、モニターが使えないと写真の構図が全く確認できませぬ。それでも長野市から撮影にわざわざ来ているのですから撮るしかない！ 今まで毎月撮影してきた時の記憶を頼りに、自分自身の感覚のみでカメラを構え、撮影しました。

　定点観測写真の場合、通常は１ヵ所につき１０枚から２０枚くらい撮影し、前の月の写真とパソコンで照合して一番ずれの少ない写真を選んで採用しています。今回はモニターで確認が出来ない当てずっぽうの撮影でしたので、１ヵ所につき４０枚以上撮影したかと思います。どうにか奇跡的にずれの少ない写真が撮れた地点もありますが、やはりずれの大きい写真ばかりの地点もありました。そんな苦労のあった撮影だったのです。

　さぁ愛用のカメラが故障してしまい、どうなる定点観測？


　２０１９年１０月１３日撮影