2022年03月21日
路上の宝物殿 第238回 高崎市
わしは決めた。
空よりも広い寛容の心と、決して感情に流されない不動心を持ち合わせたわしじゃが、もう堪忍袋の緒が切れた!
またしても「最終のご案内」なんてものが届きやがった。わしを愚弄し続ける詐欺集団には、やはり正義の鉄槌が必要なようじゃ。
まずは、こんな悪党どもを野放しにしている au の店に行って厳正なる対処を求めよう。もしも悪党どもと結託しているような様子が見られたら、その時はわしの愛刀が黙っておらんぞ。その場で大立ち回りじゃ!
ひとーつ! 人の世、生き血を~
ん? なんじゃこんな時に、東京かぶれの馬鹿息子からか。もしもーし、わしは討ち入りの準備で忙しいんじゃ! 何? ウマ子がわしと話したい? よし、すぐに代われ、今すぐ代われ!
「じぃじ、けいたいでんわをかえてね。そうしないと、じぃじとおはなしできなくなっちゃうよ?」
・・・な、何ぃ!? ウマ子まで・・・詐欺・・・ぐ、ぐぬぬぬぬ~・・・
最愛の孫の言葉は天使のささやきなのか、悪魔のささやきなのか。あっしの中の頑固じじい、気絶していなければよいのですが。
さて本題の方は、路上の宝物殿です。
ウクライナ情勢に関連して、ぜひ今こそ鑑賞したい宝物(ほうもつ)の紹介の続きです。高崎市内で発掘されたその作品は、こちらです。
↓ 「プーチンよ、この手相を見ろ!」
ここにもまた、ロシア軍の侵入を阻止する熱き男が一人。
「短い知能線しかない浅はかな奴の手相だろ、だと? ははははは! 浅はかなのはお前たちの方だ! よく見ろ、これは知能線などではない!!」
ゆるやかなカーブを描く線。何とこの男、自らの眉毛を好きな場所に転写できる恐るべき能力者だったのです。
「まぁ、コピー元の眉毛よりは細い線になっちまうんだがな。さて眉毛というのは、左右一対のものだ。ではもう一方の眉毛はどこに転写されているのか。お前たちの知能が試されているぞ、さぁ見付けてみるがいい!」
こんなトリッキーな技を目の前にしては、ロシア軍の戦車部隊も思わず砲撃を中断し、眉毛探しに夢中になってしまいますね。
↓ 「我々もウクライナの自由と平和を守るため力を貸すぞ!」
外国人部隊が続々とウクライナの支援に駆けつけているようですが、この真っ赤な顔をした兵士は一体どこから志願してきたのでしょう。いや、もはや国籍や人種は関係ありません。罪なき市民を苦しめる戦争の惨禍を一刻も早く終わらせたいという強い想いだけが、手のひらに不思議な模様を浮かび上がらせ、暴力に対峙する勇気を人々に与えているのでしょう。
※ 作品の解釈はあくまであっしことの個人的見解や妄想に基づくものであり、必ずしも作者の意図に合致するものとは限りませぬ。
2013年3月17日撮影
空よりも広い寛容の心と、決して感情に流されない不動心を持ち合わせたわしじゃが、もう堪忍袋の緒が切れた!
またしても「最終のご案内」なんてものが届きやがった。わしを愚弄し続ける詐欺集団には、やはり正義の鉄槌が必要なようじゃ。
まずは、こんな悪党どもを野放しにしている au の店に行って厳正なる対処を求めよう。もしも悪党どもと結託しているような様子が見られたら、その時はわしの愛刀が黙っておらんぞ。その場で大立ち回りじゃ!
ひとーつ! 人の世、生き血を~
ん? なんじゃこんな時に、東京かぶれの馬鹿息子からか。もしもーし、わしは討ち入りの準備で忙しいんじゃ! 何? ウマ子がわしと話したい? よし、すぐに代われ、今すぐ代われ!
「じぃじ、けいたいでんわをかえてね。そうしないと、じぃじとおはなしできなくなっちゃうよ?」
・・・な、何ぃ!? ウマ子まで・・・詐欺・・・ぐ、ぐぬぬぬぬ~・・・
最愛の孫の言葉は天使のささやきなのか、悪魔のささやきなのか。あっしの中の頑固じじい、気絶していなければよいのですが。
さて本題の方は、路上の宝物殿です。
ウクライナ情勢に関連して、ぜひ今こそ鑑賞したい宝物(ほうもつ)の紹介の続きです。高崎市内で発掘されたその作品は、こちらです。
↓ 「プーチンよ、この手相を見ろ!」
ここにもまた、ロシア軍の侵入を阻止する熱き男が一人。
「短い知能線しかない浅はかな奴の手相だろ、だと? ははははは! 浅はかなのはお前たちの方だ! よく見ろ、これは知能線などではない!!」
ゆるやかなカーブを描く線。何とこの男、自らの眉毛を好きな場所に転写できる恐るべき能力者だったのです。
「まぁ、コピー元の眉毛よりは細い線になっちまうんだがな。さて眉毛というのは、左右一対のものだ。ではもう一方の眉毛はどこに転写されているのか。お前たちの知能が試されているぞ、さぁ見付けてみるがいい!」
こんなトリッキーな技を目の前にしては、ロシア軍の戦車部隊も思わず砲撃を中断し、眉毛探しに夢中になってしまいますね。
↓ 「我々もウクライナの自由と平和を守るため力を貸すぞ!」
外国人部隊が続々とウクライナの支援に駆けつけているようですが、この真っ赤な顔をした兵士は一体どこから志願してきたのでしょう。いや、もはや国籍や人種は関係ありません。罪なき市民を苦しめる戦争の惨禍を一刻も早く終わらせたいという強い想いだけが、手のひらに不思議な模様を浮かび上がらせ、暴力に対峙する勇気を人々に与えているのでしょう。
※ 作品の解釈はあくまであっしことの個人的見解や妄想に基づくものであり、必ずしも作者の意図に合致するものとは限りませぬ。
2013年3月17日撮影
Posted by あっしこと at 23:59
│路上の宝物殿