路上なんさね。 › こっそり現場訪問記

2024年03月16日

こっそり現場訪問記 第290回 輪島市

 本日も鑑賞した、あっしことでございます。

 相変わらずANN/テレビ朝日の高崎駅周辺ライブカメラをチェックし続けとりやす。とりあえず17時50分の前後を再生するのが、新幹線と在来線両方の動きを鑑賞できやすんでお勧めっすね。

 本日も北陸新幹線が発着していやしたが、昨日までと違うのは福井県の敦賀駅まで延伸開業したことっすね。まぁ、車両の見た目は全然変わらないし、敦賀まで行く便ばかりでもないようなんすけどね。これを機会に北陸の被災地が力づけられておくんなせぇー、って気持ちになりやすね~。


 さて本題の方は、気になる現場をこっそりと訪問してきた報告です。

 前回から続いて、能登半島地震で大きな被害のあった石川県輪島市の様子を報告します。「こっそり」と書きましたが、実は公式的なルートでボランティアとして現地で活動するために行ってきましたので、面白半分で遊びに行ってきた訳ではないことを一応お伝えしておきます。

 ↓ 前回の記事に出てきた河井小学校前交差点から北に約200メートル、輪島港の方に進んでいくと朝市通りに出ます。



 震災の前まではたくさんの商店が並びにぎやかに朝市が開かれ、それを楽しみに集まる人もたくさんいたであろう通りです。報道されて皆さんご存知のように、震災時に大規模火災が発生した場所です。

 ↓ 大きな商店が並んでいたと思われる場所がこのような状態に。

 

 ↓ この現場を見た他の人は「まるで戦争で爆撃を受けた町のようだ」と言っていましたが、そのようにも見えます。

 

 東西200メートルほどの通りの周辺一帯が全焼し、訪問時は火災から既に2ヵ月以上が経っていたにもかかわらず、まだかすかに焼け焦げたにおいが漂っていました。

 ↓ がれきのすぐ横に、朝市のおばちゃんの笑顔を描いたマンホールのふた。



 輪島の朝市を金沢市で出張開催、なんていうニュースが報じられました。朝市通りに限らず、被害を受けた町を再建するのは非常に長い道のりになるかと思いますが、たくさんの人の協力のもとで少しずつ前進していってもらいたいなと思います。


 2024年3月5日撮影
  


Posted by あっしこと at 23:59こっそり現場訪問記

2024年03月14日

こっそり現場訪問記 第289回 輪島市

 新種の花粉、あっしことでございます。

 しばらく石川県に行ってたんすが、その間にどうも変な花粉症になっちまったようなんすよね。一般的にはスギの花粉とかヒノキの花粉とかに苦しめられている人が多いみたいっすが、あっしは緑大好き人間だからなのか、森から飛んでくる花粉はまったく何ともないっすね。

 その代わり、どうも新聞に弱いんすよね。北國新聞というのが石川県の地元紙で、あっしの滞在中に「侍ジャパン始球式に被災女児 能登の人に喜んでほしい」なんて見出しの記事が一面トップになっている日があって、異常を感じ始めたんすよね。これは花粉が目に来てるな、と。その後も、「珠洲・宝立の避難所 倒壊宅からひな人形探し祝う 唯一の子ども、皆で見守る」なんて、むっちゃくちゃ目が刺激されてフェイスタオルでも使わないとやってらんないくらいひどい症状になっちまいやしたぜ。

 新聞にも花粉があるんだなぁ~なんて思いつつ、現在はネット上の北國新聞のサイトで日々のニュースを確認しとりやす。


 さて本題の方は、気になる現場をこっそりと訪問してきた報告です。

 今回は、能登半島地震で大きな被害のあった石川県輪島市の様子を報告します。「こっそり」と書きましたが、実は公式的なルートでボランティアとして現地で活動するために行ってきましたので、面白半分で遊びに行ってきた訳ではないことを一応お伝えしておきます。

 ↓ 支援活動の空き時間に石川県道1号七尾輪島線を歩いてみました。交差点の角にあった案内表示の石柱が地震により傾いたままになっていました。



 「駅前通り」という表示があるように、この県道沿いに「道の駅輪島ふらっと訪夢」という施設があり、以前はのと鉄道七尾線終着駅の輪島駅として機能していたようですが、2001年に穴水駅・輪島駅間が廃止になったそうです。

 この通りは、鉄道の駅ではなくなりましたがバス・タクシーの発着拠点となっている道の駅から、輪島港や朝市の行われる地区へとつながる主要な道路であり、沿道には様々な商店が立ち並んでいたようです。

 ↓ 震災発生から約2ヵ月経った時点でも、歩道はガッタガタの状態。



 地面が隆起したり陥没したりで、脚の不自由な方などは歩きづらくて容易には出歩けないですね。車道の方もところどころに陥没や段差があるため、車はスピード控えめで運転しないといけない状態です。

 ↓ 沿道の商店は損壊して営業できない状態のものが多かったです。



 もちろん完全につぶれている建物や、生活していた室内の様子がむき出しになっている家屋などもたくさんありましたが、ここに写真を載せることは控えておきます。

 県道七尾輪島線から河井中央交差点で国道249号に入り左折して西に向かうと、100メートル足らずで河井小学校前交差点に。

 ↓ その交差点の角に横たわる巨大な建物。



 輪島市の被災状況のニュースで全国に報じられた、あの7階建てのビルです。

 ↓ 別の方向からも撮影。



 今回の地震の揺れの激しさを想像させる現場を、間近で見させてもらいました。この続きはまた次回に。


 2024年3月5日・7日撮影
  


Posted by あっしこと at 23:59こっそり現場訪問記

2024年01月06日

こっそり現場訪問記 第288回 高崎市・白山神社

 言い訳しておく、あっしことでございます。

 不思議なことに、昨年の12月24日あたりからこのブログへのアクセス数が普段の倍くらいになっているんすよね。まぁ元々のアクセス数が本当に微々たるものなので、倍になったって言ってもたいした差じゃねぇんすがね。それでも、年末年始に暇を持て余している人が多いんすかね、こんなページを見に来るなんて。

 で、このブログを最近読み始めたなんて人がいるかもしれないんで一応お伝えしておきやすと、基本的に記事の公開は23時59分にやっとりやす。毎年12月31日だけは11時59分の予定でやす。公開するといっても、完成された記事が公開されることはまずありやせぬ。書きかけの記事からスタートし、文章や画像を吟味しながら徐々に仕上げていきやす。もったいぶってるような感じになっちまっていやすが、考えをまとめるのに時間がかかる性分なんで、許しておくんなせぇ。

 あと、ふざけたこともかなり書きやす。どうか怒らず、寛大なお心で苦笑いしてお見逃しくだされ~。


 さて本題の方は、気になる現場をこっそりと訪問してきた報告です。

 あっしが毎年正月に訪れずにはいられない注目すべき神社についてです。今回は高崎市白岩町の白山神社さん訪問の報告です。

 ↓ いつものように白岩観音長谷寺の山門横の小道を通って…と思ったら。



 何やら道の途中に大きな石が転がっていて通行止めになっているじゃないですか。まるで大地震で崖崩れでも起きたかのような状態。でも前日に起きた能登半島の大地震でこうなったという訳ではなさそうで、もう少し前から通行止めになっていたような雰囲気でした。

 何にしても、じゃどうやって白山神社にたどり着けばいいの? と考えて思い当ったのが、墓地の所の階段。(※前回の記事を参照。) 何組もの人が通っていたのは、あそこが白山神社の通り道になったからなのか! と察しました。

 ↓ 「防火水そう」のある場所から墓地の中を通り、裏の方から白山神社に行くことが出来ました。



 建物の横に巫女さんがいるのが見えて、うわっ着替えとかしてる? 覗き見だ! って訴えられたらどうすんべぇ! と少々焦りましたが、別に見てはいけないものではなかったようです。

 ↓ 神社の正面の方に回り込んでいくと、鳥居の前には通行止めのフェンスが設置されていました。



 ↓ 毎年恒例の巨大絵馬はこの通り、きっちり辰年版の新しいものが作られていました。



 境内で作業をしていた方に通行止めのことをちらっと聞いてみましたが、“いきなりこんな事になってびっくりですけど、いろいろと事情があるみたいで…” とのこと。いろいろと、いろいろなようですが、今後も白山神社さんの個性を発揮してもらえればと思います~。


 2024年1月2日こっそり訪問
  


Posted by あっしこと at 23:59こっそり現場訪問記